「障がいを持つぼくが障がいを持つ人たちを支援する」
2016年、神奈川県相模原市で起きたあの痛ましい事件を思い出さない日はありません。
この仕事をしていると、嫌でも思い出します。
障がい者就労支援施設で支援者として勤務している僕にとって、興味が起きないわけがない。
その一方で、「支援者ではない」僕にとっても看過できない事件。
僕は、大学生時代に双極性障害Ⅰ型を発症し、精神病棟に入院した過去があります。
以後、毎日欠かさず服薬、定期的な通院もしています。
僕も障がい者です。
支援対象の利用者さんの中には、僕と同じ病気を抱えた人もいます。
自分の病気がキッカケで福祉の世界に興味を持ち、この分野へ。今年の4月から働いている、新米支援者です。ちなみに、病気については「ほぼクローズ」です。僕の持病について知っているのは施設長だけ。それ以外の方にはお話していません。
「障がい者はいなくなればいいと思う」
冒頭の事件の容疑者はそう述べたそうで。
本当に、障がい者はいなくなればいいのか?
この世に障がい者がいるメリットって、本当にないのか?
そんなことないぞ!
このブログを通して、一人でも多くの人がそういう気持ちになってもらえたら嬉しいな。
このブログでは、僕の備忘録だったり、経験録だったり、考察録だったり、ありのままを綴っていくつもりです(更新頻度はきっと高くない)。
僕自身も、ブログを通じて、いろいろな角度から「障がい」を考えたいと思います。
関心がおありの方、たまーに覗いて頂けると嬉しいです。